◎謎の関係◎
ホテルクィーン周辺。
今日電気工事してたんですよ。
なので各所に交通誘導員が立ってました。
クィーンの入り口付近にも。
そんな時に限って朝からクィーン、クィーン、クィーン…。
今日は計6回行ってきました。
【1回目】
赤い棒を振って、はい、直進してください。
いや、ここに入ります。
まだまだ一般車両としての扱い。
【2回目】
赤い棒を振って、はい、直進してください。
いや、今回もここに入ります。
少し気まずさが…。
【3回目】
入り口に近づくと、誘導員さんとガッツリ目が合いました。
あ、また来ました、みたいな感じ。
【4回目】
誘導員さんの動作が誘導からお辞儀に変わりました。
もう完全に覚えられてます。
何度もラブホテルに出入りする謎の車として。
【5回目】
誘導員さんの赤い棒が出る前に、こっちが早めにウインカーを出します。
すると、誘導員さんが軽く会釈。
「どうぞ」「どうも」
お互いの間に、言葉のいらない阿吽の呼吸が完成しました。
【6回目】
誘導員さんが振る赤い棒の方向が、直進の道路ではなく、クィーンの入り口を指してました。
完全に常連対応です。
迷いのない、流れるようなエスコート。
ただの電気工事の誘導員さんと、ただ送迎を繰り返す店長。
交わるはずのなかった二人の間に、ほんの少しの信頼関係ができた気がします。
でも電気工事、明日には終わっててほしい。
ホテルから出る時、誘導員さんが少し目線を外してくれるんですよ。
その気遣いが一番恥ずかしい…。
2026.06.09


